2017年

最新刊】

アムールの交差点

おぬき のりこ・著    

 

平凡で真面目な中年男・恒彦。部下の愛美が蕎麦を食べる姿を見て以来、恒彦が密かに抱く願望とは−−(「夢見るカムジャタン」)

 

リア充を夢見る大学生・蒼佑とその友人達に突如振りかかった、奇妙な体験。願い続けてきた大人への扉を目の前にした蒼佑は−−(「闇プロレス」)

 

正真正銘のマゾヒスト・萌美の前に現れた、佐渡頭。奇態な心の穴を互いに埋め合おうとする二人の行きつく先は−−(「Mの痴劇」)

 

優秀な心理カウンセラーである初美には、誰も知らない裏の顔があった。そんな初美に、恋愛経験のない銀行員・亮は恋をするが−−(「世界童貞ハンター」)

 

他人にはないある特異な能力を持つがゆえ、出会いはあっても恋に発展するのが難しい瞳。細く長い指が美しい男性に出会い、彼を深く愛するようになるが−−(「その人物、人相鑑定につき」)

 

学生時代からの彼女・良佳との仲をクリスマスをターゲットに発展させたいと目論む正善だが、事態は意外な展開に!?(「恋はデジャヴ」)

 

海外でも才能を高く評価されるなど、今後さらなる活躍が期待されるジャズボーカリスト・おぬきのりこによる、初の官能小説。


ISBN-13: 978-4895002172

定価1500円+税

単行本 175頁 ソフトカバー

おぬき のりこ

 

8年間の社会人生活を経た後、海外で1年ほどの旅人生活を満喫。その後、縁あってジャズボーカルを始める。首都圏を中心にキャリアを重ね、実力をつけていった。現在では、名古屋Blue Noteや京都のライブハウス等、首都圏を はじめ全国的に活動。日経ホール、大手町よみうりホール、 Bunkamuraオーチャードホールなどで開催されるジャズコンサートにも出演。 

スタンダードだけにこだわらず、あらゆるジャンルの曲を積極的に唄いこなす。2007年、初CDである『Evergreen』をリリース。ピアノの巨匠ルー・マシューズ氏から「天から授かった類稀なる才能と美しい声の持ち主」と賞賛される。2007年、第23回日本ジャズボーカル賞新人賞受賞。2009年3月、12月と2度にわたり、ウィンドオーケストラ楽団と共に台湾国際音楽祭にメイン出演を果たす。2010年9月、ドイツジャズ音楽祭にもメイン出演。海外での評価も高く、2012年11月、2ndアルバム『I'm in the mood for love』をリリース。「Jazz Life」、「Sax & Brass」などの音楽雑誌やインターネットメディア等で絶賛される。2016年、第32回日本ジャズボーカル賞優秀歌唱賞を受賞。今後更なる国際的な活動が期待される。

 

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