上海庭で話もすすむ

4月22日(水)

いま売れている新潮新書『沖縄の不都合な真実』の共著者のひとり篠原章氏と久しぶりに会食。

神保町のすずらん通りにある中華料理店「上海庭」。ここの飲み・食べ放題は値段の割にはメニューも自由に選べて美味しく、一時期頻繁に利用していた。最初は、いまから3、4年前のこと。昨年11月に亡くなった評論家の松本健一氏と偶然見つけて入ったのが始まり。最近は、ちょいとばかりご無沙汰であった。

まずは、新書のセールス好調ぶりを祝し、いつしか最近の関心事を思いつくままに。

現在、ネットで公開しているサエキけんぞう氏との〈はっぴえんど〉論ともいうべき対談の面白さや某売れっ子作家の沖縄論への批判が、出版界では黙殺されてしまう現状など。話すことが面白く、せっかくの〈放題〉なのに、おろさかになってしまうほど。

制限時間の2時間を30分ほどオーバーして店を出る。

まだ、話したりなかったので、隣のイタリアンでちょいと飲むことに。

11時にはお開き。


帰宅したら、タワレコのネット通販で購入した“Herbie Hancock: The Complete Columbia Album Collection 1972-1988”のCDBOXセットが届いていた。

ハービー・ハンコックのコロンビア時代のフルアルバム・セットだ。日本限定発売もCBSソニーのアルバムもバンドルされている。紙ジャケ仕様で全31タイトル34枚。あの懐かしい、田園コロシアムでのV.S.O.P.“Live Under The Sky”が入ってるのも嬉しい限り。79年の夏のことだ。