4月15日(水)
過日、久しぶりに作家の塩野米松さんとお目にかかって食事をしたのだが、そのおり弊社のHPへありがたいコメントをいただいた。連載もバラエティに富んでいるし、まあやる気を感じるよ、といった内容のことであったが、同時に耳に痛かったのは「親方日記が予想通り中断したね」という指摘。
たしかに威勢良く始めたものの、ひと月も続かずフェイドアウトとは流石に情けない。スタッフからの冷ややかな目線にも馴れたとはいえ、このままじゃ示しが付かない。4月1日からやってきた新人にも〈編集見習い日記〉でも書け、と命令した手前もあるし。
ということで、再開を決意(って何回目だよ)いたしました。いままで同様、在ったこと、会った人、見たこと、行ったこと、食べたことなどを記すつもりです。
高尚な議論や批評などはありませんので、その辺りを期待する方々は他にたくさんそんな場所はあるので、そちらを訪ねてください。
さて、本日は某所より昼ごろ帰京。さっそく弊社の役員とランチミーティング。場所は銀座メルサの4Fの台湾料理「金魚」にて。ここは、ウーロン茶とコーヒーがフリードリンクで有り難いし、何よりゆっくりできる。長時間話をしていても嫌味の一つもない。ここでのランチは俺にとっては定番の〈担々麺とチャーハンのハーフ&ハーフ〉 今日こそは他のものを注文しようと思っていても、どうしてもこれに落ち着いちゃう。本日も裏切られることなく、満足満足。
会社では会議の後、部屋のレイアウト替えで激しい肉体労働。汗だくになりながら、何とか形にはなったかな。
約束の時間に遅れること1時間。中野駅で元集英社の編集者にして探検部の先輩の松井栄元氏と待ち合わせて、数ある飲食店の中でもなぜか「真希そば」へ。中野でも2店舗、吉祥寺にもたしか3店舗はあるポピュラーな店だ。まずはハートランドの中瓶をシェアして、のどの乾きを潤す。その後、ワインを白→赤と1本ずつ。それから、松井氏はホッピーへと進み、俺は再びハートランド。
松井氏との会話はいつも、楽しく愉快なのだが、飲み始めると長くなるのが怖いところ。「昨晩飲み過ぎちゃってさあ」と開口一番だったので、今晩はそんなに遅くはなるまい、との予想は見事にはずれ、終電をはるかに過ぎてしまったのだった。
まあ、〆の蕎麦は期待以上に美味しかったけどね。