映画とビール

9月23日(火)

久しぶりに映画のハシゴ。新宿で「海を感じる時」のあとは渋谷で「悪魔は誰だ」

前者は中沢けいが1978年の第21回群像新人賞を受賞した小説が原作。なぜ、いまになって映画化するのか、という疑問は観てる最中から終わりまで変わらなかった。

賞賛に値する、市川由衣の脱ぎっぷりばかりに目がいってしまうというか…

「ぼくたちの家族」でもさすがの演技を披露していた池松壮亮いい。


ところで余談だが、中沢けいの翌年の第22回群像新人賞の受賞作が村上春樹の「風の歌を聴け」。当時、この作品を読んだときの衝撃はいまでも忘れない。まったく、新しい小説が登場したと思ったものだ。


「悪魔は誰だ」は渋谷ヒューマントラストで特集しているる“韓国ノワール”の1本。

児童誘拐を題材にしたミステリーだが、最後までスリリングに展開するオススメの1作。次から次へと才能が出てくる韓国映画の層の厚さに驚く。


その後、夕刻から日比谷公園のオクトーバーフェストへ。

いろんな種類のビールに目移りしながら、ちょいとばかりのつもりが、けっきょく5杯も。ほろ酔い加減で帰宅の途へ。

このフェストの最後はお台場(9/26〜10/5)ということだ。