【9月刊】
北の森を舞台に描く、黄金の角を持つ鹿のロニーと村人たちをめぐる物語
北の国の森にエメラルド色の大きな湖がありました。
この湖には、満月の夜、大きな金色の角を持ったロニーという鹿が現れるのです。
ロニーの背中は美しい茶色い毛、鼻筋から胸元にかけては白い毛で覆われていました。
眼は深い青色で、瞳の奥に宇宙が広がっているようでした。
ロニーは月の女神のお使いでした。
満月の夜になると、金の角に月の光を反射させて、光の道を作りこの森にやって来るのです。
ISBN-10 : 4895002373
ISBN-13 : 978-4895002370
本体価格:1300円+税
大型本 : 32ページ