【最新刊】
横山北斗・著
歴史小説の使命は、
誰かの創作のうえに創作を重ねるのではなく、
作者自らが史実を精査し、そのうえで
実在感ある虚構世界を構築することにある––。
あとがきで著者がそう語るように、本書では最新の歴史研究の成果を踏まえ、これまでとは違う新たな新選組像を描き出しています。
禁門の変、三条制札事件、鳥羽伏見の戦い、甲州勝沼の戦い、会津戦争、宮古湾海戦、そして、五稜郭の戦い……。
鬼の副長と称された土方歳三の真の姿を、フィクションとノンフィクションを巧みに織り交ぜつつ描きます。
歴史小説が好きな人はもちろん、ふだん歴史小説を読み慣れていない人でも楽しめること間違いなし、新選組の歴史に新たな光を当てる一冊です。
ISBN:978-4-89500-201-1
予価1800円+税
四六判 408頁 上製
【著者略歴】横山北斗(よこやま・ほくと)
1963年東京生まれ。
著書に『福祉国家の住宅政策 イギリスの150年』、『福祉先進社会の住宅散策 1945年〜2000年』、『歳三の双眸 新選組その真実の姿』がある。