【最新刊】
此処にいる空海
岳真也・著
11月7日発売
高野山開創1200年。
真言密教の開祖にして、
日本史上最高の天才、弘法大師・空海。
その謎に包まれた生涯を、
まもなく作家歴50年を迎える著者が
縦横無尽に描き出す!
空を飛び、星を呑む––。数々の伝説が残る弘法大師の謎に包まれた生涯を、多くの史書や研究書を元に検証。最終章では、高野山や中国など、空海ゆかりの地を実際に著者が旅する。
著者が、これまで著したエッセイの中でも一番の出来と語る、渾身の一冊!
第1章・プロフィル
第2章・謎その一 不詳の青年期
第3章・謎その二 入唐から入定まで
第4章・神秘と天才
第5章・空海への旅
※本書は、雑誌「大法輪」に二年二ヶ月に渡って連載されたエッセイ『何故いま空海か』を大幅に加筆訂正したものです。
ISBN:978-4-89500-198-4
本体2700円+税
四六判 320頁 上製
【著者略歴】岳真也(がく・しんや)
1966年、学生作家から出発して、ほどなく文筆歴50年になる。その間に、著書150冊。2012年、第一回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞を受賞。13年発表の「わずかな溝を一またぎ/追悼秋山駿」(「群像」)は同年度のベストエッセイ(日本文藝家協会)に選出される。代表作は『水の旅立ち』(文藝春秋)『福沢諭吉』(作品社)。1998年刊行の『吉良の言い分』(KSS出版)はベストセラーに。これを皮切りに『日本史「悪役」たちの言い分』(PHP研究所)をはじめ、数々の「言い分」シリーズを刊行。2014年8月、大本山川崎大師平間寺「夏期講座」、15年1月、鴻巣・法要寺「初不動」において、弘法大師空海について講ずるなど、近年、講演活動にも力を入れている。日本文藝家協会理事。歴史時代作家クラブ代表幹事。法政大学講師。