ニーチェの悦び

生きることは、闘争である。この世は非合理に満ちている。ならば、不条理をよろこびに変えてしまえ! 思想家・大竹稽が描く、〈いかさま師〉ニーチェをめぐる哲学小説。


【著者略歴】おおたけ けい

思 想 家 。愛 知 県 出 身 。旭 丘 高 校 か ら 東 大 理 I I I に 入 っ た と こ ろ 、医 学 と 喧 嘩する。教育こそ道であると覚悟させたのは、モンテーニュである。《A un enfant de maison, qui recherche les lettres, ayant plustost envie d'en reussir habil'homme, qu'homme s?avant, je voudrois aussi qu'on fust soigneux de luy choisir un conducteur, qui eust plustost la teste bien faicte, que bien pleine.》 物知りの人間を育てるのではなく、有能な人間を 育てることが教育の王道、詰め込まれて満たされた頭より、上手く仕上げら れた頭が大事、とモンテーニュ。これをモットーに、教育道を一路邁進。授 業の特徴として三つ、対話型・対機型、母子での学び、そして寓話を使った 哲 学 で あ る 。て ら t e r r a で の 授 業 と 同 時 に 、 思 想 家 と し て 死 と 道 徳 の 問 題 に 取り組んでいる。現在、東京大学総合文化研究科博士課程に所属。

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